夢は想念から生み出される

夜に夢を見ると思います。夢はめちゃくちゃに見るのではなく、あなたの想念がイメージした世界です。

昼間に考えていたこと、気になっていること、いらだちや悲しみ、思考や感情がダイレクトに夢という形で現れます。

そういう意味では、夢の世界は「その方の持っている感情が創る真実の世界」と言えます。

でもここで、「現実は夢で、夢が真実」という言葉の断片を鵜呑みにしてしまうと混乱が起きます。

例えば、統合を起こしていると手放すために夢で感情が上がることがあります。
それは、夢見が悪い、悪夢と呼ばれるものです。

数年前、統合を起こしている時に、母との激しい諍いや、人を殺す夢を見ました。
現実には母と諍いを起こしていたのでもなく、誰かを殺したいというほど憎んだことはありませんが、長い輪廻やカルマでびっしりと貼り付いた重い感情を手放すためには、そういう荒治療の方法をとることもあります。

それを夢の世界こそ真実と曲解をしてしまうと、「わたしは本当は人を殺したいと思っているのだ」「母とは仲が良かったと思っていたけれど、きっと母の思いがわたしに流れてきたんだ」などの混乱に踏み入れます。

あくまでも夢は想念が創り出した世界であり、現実は目の前にあります。

だからいつも少し前のめりに「統合を起こす」と意識していれば、例え夢であってもこれは別をしないで、上がってきた感情を変容することができるのです。

スピリチュアルの世界ではわたしからすると不思議なことがたくさんです。

統合を起こし「平和」でいたいのであれば、すべての現実を使って統合を起こして心と整えていくだけです。

2021年には宇宙のゲートが閉まるそうです。
「ほとんどの方が現実は夢の世界でイリュージョンです」と言うのにゲートは確固としてあるようです。
「わたしが創造主です」と言うのにどうして恐れを抱くゲートを創ったのでしょう。
「この世界はゲームです」と言うのになんとかしてアセンションのゲートをくぐらなければというゲームをどうしてしているのでしょう。

それらの情報はどなたがあなたに伝えたのですか。

あなたが自分の真実として得たものですか。

ゲートをくぐれば、アセンションすればと未来の目醒めを追い求めていることに気付いてください。

今この瞬間を目醒めて生きるためにあなたが選択し、平和でいて欲しいのです。

どうぞ一つだけお約束をしてください。

決して誰かを上に見ないでください。崇めないでください。

あなたが目上の人、つまり先生、師匠を創り出し、自ら弟子として上下を創ってしまったらあなたの心から誰もが神であるという根底がなくなります。
それだけでなくあなたはその人に自分の軸を預けてしまいます。

誰かの言ったことではなく、あなたの真理に気付いてください。

何度も同じことをお伝えします。

わたしたちはまぎれもなく並列であり、それは葉の一枚から世界の大富豪まで同じなのです。

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