宇宙銀行は仏教の考え方をアレンジしたもの

「宇宙銀行」という言葉を聞いたことがありますか?

今日は宇宙銀行という言葉の意味をお伝えしますね

宇宙銀行とは「徳を積む」ことの言い換えです

「宇宙銀行からお金を引き出す方法」や 「宇宙銀行に繋がるとお金が流れ込む」などの
エキセントリックな言葉がスピリチュアルの世界に氾濫しています

「宇宙銀行」とは善因善果 悪因悪果 簡単にいうと「因果応報」の言い換えです

因果応報とは自分で蒔いた種を自分で刈り取ることです

徳を積むから徳が巡ってくるというものです

では徳とは?

仏教では

誰が
いつ
誰に
何をしたか

を完全に忘れることと伝えています

例えば

私が
3日前
あなたに
飲み物を買ってあげた

この「あげた」が徳ではないのです

休憩室で1人で飲み物を飲んでいたら 仕事に疲れた顔をした後輩が入ってきた
さっき上司に注意されていたから落ち込んでいるのかな
どうした?と聞くのもなぁ、、1人になりたい時もあるし、、そうだ!
私がそうしたいから後輩の好きな缶コーヒーを渡そう

だから

「お疲れさま」と言って私は後輩に缶コーヒーを渡した(飲まなくても構わない 私がそうしたかっただけだから)

スッキリした 3歩 歩いたらそのこと忘れた

以上!

このような流れがセルフアウェイクの方法ですが

見返り
良いことをした私
後輩を気遣った私がどこにも存在しません

これが「徳」になります
もはや「徳」とも思ってないでしょう

だって私がただそうしたかったから むしろ私が癒されてしまうのです

けれど大概

見返りが欲しいと思ったり
良い人だと思われたいと思ったり
誰か私の優しい行動を見ていてくれないかな と思ったりします

人間は自分の存在価値を求めています だからこう思うことがいけないのではないのです
が、このザワッとする気持ちに気がついて精神統一をしていくことが
徳を積む道(セルフアウェイク)です

「宇宙銀行 願望実現 引き寄せ」

今のスピリチュアルは曲解されて伝えられていることがたくさんあります

人間は弱いものです 

「風の時代は軽やかに生きる」と聞いてこう言った情報が多くなっているのだと思いますが
これらは軽やかではなく心の隙間に入り込む良からぬものです

お金 人間関係 病気 大きく人生に関わるものはしっかりと現実を目の前に据えて
逃げないで考えるのです

どのような状況の中にも必ず キラリと光る最善の道があります

その道が見えた時に 生きる現実がガラリと変わるのです

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