悟りとは今の瞬間を生き続けること

人は簡単に「無い」に意識を向けていきます。

未来に思いを飛ばさず、過去に戻らず、目の前の一瞬を見ていると「あぁ、無いと思っていたのにすべてがあった」と気付きます。

それはあなたが求めている誰かからの賞賛を得ることや、他者から認められることではないかもしれないけれど、そんなものよりもよほど大切なもの。

太陽の暖かさ、木々の緑、薫る風、道行く人の中に光る命、当たり前に生かしてくれる地球の愛、命をくれる食べ物、当たり前だと思っている空気、支えてくれる仲間、あなたに命を与えてくれた両親、あなたの命に代えられるくらいに愛しい存在、ここで共に生きるたくさんの生命、意識を向ければあなたは無限の愛に囲まれていたと気付くでしょう。

悟りとは今、幸せで豊かであると気付くこと。

無いではなく、有るを知ること。

人からの賞賛や、認められること、お金を稼ぐことは一過性のものに過ぎないけれど、あなたが気付いた「有る」は永遠のもの。

この世の仕組みが見え始めたころには、人生の概要が面白いくらいにわかったのです。

輪廻、人間のシナリオ、カルマ、過去、未来、3次元、5次元、7次元の意識、当たり前に存在するマスター達、アカシックやイデア、どんどん情報が降りてきてパズルのピースが揃う様にぴたりとはまり、好奇心が止まらなかったことを憶えています。

今もこれらの情報はわたしの中に培われています。

でも、あの頃以上に今はこの瞬間が何よりも大事なのだと思えています。

はるか遠くのガンダーラは、砂漠の幻のオアシスだったのだと、それを求めて、求めて、人は目の前の桃源郷に気付かなかった、青い鳥は家の軒先にいたとの例えは言い得て妙ですね。

悟りつまり真理は家の軒先よりも、もっと近い、あなたの手の中にすでにあったのに近すぎてわからなかったのです。

今を大切にしてください。

未来、過去、空想に意識を明け渡さず、1日数分で良いので今、目の前を大切に生きてください。

どうぞあなたの世界の煌めきに気付いてください。

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。