今が思うようでなくても

今、どこに向かうか決まっていなくても、これからどうしたいか方向が見えなくても、次に動く時のために準備をすることが大切です。
せっかくのあなたの時間を目の前でただ流し、未来に不安を募らせるのではなく、ちゃんと準備を整えて、波が来た時には見定めてしっかりとそこに乗れる様にする。
実は迷いの時間は、今後の生き方、方向性を決める上で大切な時間で、手放し、平和へと戻り、気付き、向かう先をしっかりと決めるために宇宙がくれた時間です。
わたしたちの人生は波のようなもので、寄せては引き、また寄せてを繰り返していきます。次に進みたいのに、進めない、動けない、そんな時は誰にでもあるもの。
心から上がってくる「わたしはダメなんじゃないか」「このままでどうしよう」という不安にのまれることなく、しっかりと自分の手に舵を握るのです。
これまでは、会社が自分を護っていてくれた、仲間がいたから、誰かの恩恵の下で仕事が出来ていた、こういったところからあなたがいよいよ独り立ちをする時に、さぁっと波が引き、世の中から必要とされていないのではと思う時があります。
本当の意味であなたが自立をする時がきたから、あなたはガイドと共にその道に入ったのです。
この時に不安から、「どうしたら世間から受け入れてもらえるのか、評価してもらえるのか」という思考が働き、考え方も自分がどうしたいではなく、「世間がどう思うか」によりがちになっていきます。
そこに意識が向くと、本当にやりたいことをしているのではないので、エネルギーにはくもりが出て、他者と自分の比較が始まります。
「動かない時はあるもの」と捉えて焦らないことです。
開きなおるわけではないけれど、「わたしの力で世間が動くはずはない。だからわたしは自分が心底やってみたいことをしよう」くらいの気持ちで良いのです。
今はこの瞬間を全力で生きる。
目の前のことを流さない。
そのうちに向かいたい先が霧の中からうっすらと見えてきます。
誰もが内に向かう時です。
独り立ちの道に入る決心は並大抵ではありません。
そんな自分に敬意と祝福を送ってください。
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