同じ土俵に上がらない

職場でも、友人関係でも、サークルでも「あぁ、この人は意地悪だな」と思う人に出会うことはあるでしょう。

人間の重たい持ち物には厄介な無価値感と罪悪感があります。どんなに社会的に地位のある人も、皆から賞賛されている人でも、手放していない限りは必ず持っているものです。

この感情は様々な顔を持ちます。

簡単な例えでは a子さんとb子さんは仲の良いお友達同士ですが、あなたはa子さんと気が合い仲良くなるとします。そうすると、b子さんは「わたしなんかもうa子さんには必要ないんじゃないか」と
自分には価値が無いという無価値感がむくむくと顔を出します。

そうするとb子さんは周りにはわからないようにあなたに小さく嫌がらせをしてきます。
こっそり小さな声で、ラインで、メールで、、方法は様々です。小さな嫌がらせだから a子さんは気付きません。
「相手が無価値感からそうしているのはわかっている。でも気持ちが収まらない。」ということは多々あるでしょう。

こんな時の対処法があります。

まずは相手の挑発に乗らないで、あなたは丁寧にb子さんに接します。
そうするとb子さんの投げた矢はそのまま本人にも戻ります。
矢は自分の宇宙の中に放たれているからです。

地球は２元の世界、プラスとマイナスで出来ていますので、
投げられた矢を掴んでしまえば引き合ってしまいます。

だから矢を受けとらないのです。
そうすると矢はくるりと回転してb子さんに戻ります。

もう一つ、あなたはなんの為にそこにいるのか考えるのです。

部活やサークルであるならば、今やることを大事に習えば良いのです。
職場なら自分の仕事に真摯に取り組めば良いのです。
学校ならば全力で学べば良いのです。

つまらない無価値感に引きずられては あなたの大切な時間がもったいないのです。

人間は意識を集中したことが拡大していきます。意地悪をする人の心はその思い一色になって自分の大切な宇宙を汚して自滅していくでしょう。

本当にそんなものなのです。

あなたはなんのためにそこにいるのかを思い出して、自分に向き合えば良いのです。