期待と失望を繰り返す
わたしたちはいつも期待と失望を繰り返して生きています。
こうなったら良いな、こうしたいな、こうなりたいと瞬間瞬間に思っています。
あそこのスーパーに欲しいものがあるといいな、病院の待ち時間が短いといいな、仕事が順調に広がるといいな、と期待は際限なく生み出されます。それだけではなく、その期待は家族や自分を取り巻く他者へも向けられていきます。
子供の宿題、生活態度はもちろん、受験、就職、結婚、さらに友人、家族の生き方にまでに及びます。
期待を向けられるのは苦しいものです。きっとあなたも経験があるでしょう。
誰かの理想に添うために息が苦しくなったことは一度や二度ではないはずです。
そして期待をした側も叶わないという思いから失望します。
「期待と失望」を繰り返していることに気付かなければ、周りに対して怒りさえ湧いてくるでしょう。
期待をする心には現実を思い通りに整えて安心したいという思いが隠れています。
だから、どんどん意識が自分ではなく、外を向いてきます。
他者の舞台に上がり右往左往します。
その結果あなたを取り巻く世界は不調和を起こしていくでしょう。
期待と失望を繰り返す生き方を終わりにしましょう。
もう一度意識をしっかりと自分へ戻し、「人は誰もがそのままで完全で完璧である」と意図しなおしてください。
あなたの「この人をなんとかしなくちゃいけない」という思いはあなたの中で弱者を生み出し、それはそのまま他者を軽んじることになると知ってください。
皆それぞれ自分の人生があるのです。
セルフアウェイクのクラスを受けられても、最終的に心を整えるのではなく、外を整えたいという道に向かう方も もちろんいらっしゃいます。
それで良いのです。
すべては通過点に過ぎません。
人はいつか必ず、自分を整える道に入ります。
あなたは自分にたくさん気付いていきましょう。
「在る」どこまでもシンプルに心を整えるために自分をしっかり見るのです。
0=ラブ
ここにはあなたしかいないのです。
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