望めば叶う

わたしたちは、簡単に自分を枠の中に押し込んでいきます。

こんなに自由になったのに、自由でいて良いのに、どうして無意識の中で捕われていくのか、と思います。

昨日一人でファミリーレストランに行きました。

メニューを見ていた時に、「学生のころは、これが食べたいというよりも、安いからという理由で食べるものを選んでいたな」と思い出しました。

お金を節約したい時、まだお金がない時には無意識で、安く、その中で自分の食べたいものを選びました。

ダイエットをしている時は、カロリー重視で食べるものを選び、家で食べるものもカロリーの低いものを食べました。

糖質オフダイエットをしている時は、ご飯、パン、麺類を食べずに糖質重視の食生活をして、いつも「わたし何を食べたい?」ではなく、様々な理由から無意識で選んでいたなぁと改めて感じました。

先日テレビで「再生回数重視のYouTube」という話題が耳に入ってきました。

そうか、YouTubeをすれば再生回数に捕われ、ブログを書けば閲覧回数に捕われ、インスタグラムやFacebookをすれば「イイネ」に捕われる。

「だから内容もショッキングで人の目を引くようなものになっていくんだな」

それらを「評価されたいという無価値感からくる気持ち」と言ってしまえばそれまでだけれど、人間には「そのまま、捕われずに居続ける」ということが掴まり棒がないようで恐いのかもしれないと思います。

わたしもYouTubeとブログをしているけれど、どのくらい見ていただいているのかには捕われない様にしています。
その上で必要な方に届いていくと100%信頼しています。

例え閲覧回数を見たところで、回数が増える訳でもないし、一喜一憂したり、人と自分を比較するだけなので、「わたしはこれを発信したい」ということをさせていただいたのだから、望みは充分に完了しています。

「ノルマ」があるお仕事にも同じことが言えて、「恐怖から営業するか」「この製品が好きだから」で営業するかという心の持ち方が大切で、恐怖から営業をしたら成績が良くなるのではないはずです。

値段から食事を選ぶ、カロリーから、糖質から選ぶ、閲覧回数に優劣を感じるのも、恐怖から営業をするのも、すべて自分が望んだから。

一見、物事は複雑に入り組んでいるように見えて、人間はとても小さな捕われを望み、幾重にも身にまとっているだけということが良くわかります。

この小さな鎖を自分の気付きで解除して、また自分を知っていくのです。

統合に出逢った時の衝撃からもう、何年も経ちます。

制限を解除しながら、また新しいことに気付いたり、過去に気付いたことがまた一層深くなったり、このゲームはどこに行き着いていくのだろう。

でも、わたしが過去から知りたかったのは、まさにこれ。

真実を知りたかった。

そうか、わたしの望みは充分に完了していたんだ。

望めば、叶う、わたしたちはそのように出来ている。

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